脳の仕組みと科学的勉強法 池谷裕二

だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法
池谷 裕二

ライオン社 2001-12
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記念すべき1冊目は知り合いから紹介された本です。

記憶と学習に関する脳の基本的な仕組みがわかりやすく書かれています。
ページ数もたった95ページ!

面白いと思ったのは基本的に脳は
・「覚える」より「忘れる」のが得意
という点です。

我々が日々接している情報(言葉、風景、臭い、音)は無限にあるため
すべて覚えていたら脳はすぐパンクしていまいます。
そのため、脳は「これは必要だ」と判断したもののみ記憶するようにできているそうです。
これはとても単純ですが脳の仕組みを知る上でとても大切なことだと思います。

また著者は脳の海馬の研究で有名なのですが、
海馬は情報が「脳に必要か?」ということを判断しており、
必要だと判断されたものが記憶として大脳新皮質に蓄積される仕組みになっています。

つまり学習する上では海馬に「この情報は必要だ」と判断させ、
さらに海馬の性質を活かすことが重要になります。

そのポイントは
・五感を使って学習すること
 見る(視覚)だけでなく、発声したり(聴覚)、書いたり(触覚)することで記憶が印象づけられ、
 海馬は得られた情報を必要だと判断しやすくなります。

・毎日コツコツ勉強する
 海馬が記憶を整理するためには数日かかるため、すぐに学習の効果は表れにくい。
 そのため少しづつ勉強していくことが大切。

・十分な睡眠時間(6時間程度)をとること
 人間が寝ている間海馬は記憶を整理しています。
 夢を見るというのは海馬が記憶をくっつけてみたり試行錯誤している状態のことです。
 睡眠時間が短いと記憶の整理作業を阻害することになります。

などなど、短い中にも内容がつまっていました。

5月1冊目

お勧め度:★★★★★

脳の仕組みと科学的勉強法
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